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美香の苦悩爆発
こんなエピソードもある。由香里がこの日道の駅の勤務後、帰り際の美香の手をぎゅっと握った。
「何・・由香里・・」
美香が突然の由香里の行動に驚いた。
「じっとしとって・・美香・・」
その瞬間、美香は何かを由香里から感じた。それは手の温もり以外に伝わる由香里の大きな優しい気持ちだった。それは言葉では形容し難いが、友人の気持ちが自分の心を包み込んでいた。
「有難う・・由香里。うちの気持ち・・」
頬を伝わる涙。由香里は美香をそっと抱き寄せた。
「うちには、何でも相談して欲しい。苦しい時、寂しい時。いつもうちは側居るきんな、美香」




