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静寂の杜
ほな・・と言いながらどこかへ又行くつもりだろう、二人がその場を去ろうとした時、
「あ・・折角こなんとこで会うたんじゃ。時間は3時、ちょっとわしと話せんか?いや、邪魔はせんし、丁度小腹もへった。ケーキ屋さんでも行かんか?親父と一緒じゃと恥ずかしいか?」
二人が顔を見合わせる・・
「ええきんど・・他所の店に入るんちゃ、なあ・・」
由香里が言う。
「何言うとんぞ。他の店の味を偵察するんも、必要じゃ」
「あ、成る程・・付き合います」
美香が頷いた。
実は評判の美味しいケーキ屋さんがある。そう言う事なら・・
二人と一緒に徒歩で数分の店に。




