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静寂の杜

「わしが思うにの・・由香里は誰にも拘束されず、自由な時間を目いっぱい使うて好きに書いて来た。ほんで、恐らくじゅんさんも、未優ちゃんじゃって、由香里を束縛するような、ほなな人気小説家を目指せやか言うとらんと思う。ほれに、じゅんさんが、ペンネーム考えとってくれ言うたじゃろ?由香里に負担を強いるつもりが無いきんじゃとわしは思う。ほんで、活字化されて大勢の人がその文章に同感したり、感動したりしてくれるんなら、それは意味がある。わしは、由香里が今日、京西博士に会うたら真っ先に問うつもりで居る、ランニングまでの自己トレーニングである散歩が出来るかどうか、その先にあるボストンマラソンを走らせてやりたい・・皆が思いよる事じゃきんの、それを一番に考えてくれよん違うか?ほして、由香里の自立ちゅうほんまの意味がそこにあるんと違うんかいの・・はは、じゅんさん見たいに理路整然とした、説得力は無いねや、わしには・・」


 由香里が、


「ううん・・めちゃ説得力あった・・うち、皆に守られとんよな。ほんまの自立せなあかんのよな」

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