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静寂の杜
ヤマチューがにこっと笑う。
「ははあ・・ほななん、礼に及ばんわ。由香里ちゃん、文才あるわあ。わしな、文章やかあんまり読まんきん、ター君にちょびっとずつ読んで貰うて、色々想像しながら描いたんよ。由香里ちゃんのイメージに合うたかいのう?」
「合うも合わんも無いきん、凄い素敵なデザインじゃ。有難う!」
「はは・・こそばい、こそばい。何時でも言うてくれや。わしは、役立てたら嬉しいきん」
とりが、何時の間にか側に来ていた。
「おう・・ええのう、ヤマチュー。このレンガ造りちゅうんは、風情があるわ」
とりの表現がおっさんくさいと、二人が笑う。
「わははは」
とりの笑い声が、道の駅を象徴しているかのようだ。




