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静寂の杜
八重子が礼を言うと、沢木は今度は、
「よおちゃん、八重ちゃん。由香里ちゃんの小説、ヤマチューの挿絵でぐんとええようになった。出版するかいの?費用は心配せんでもええ。ちゃんと、出版する所あるきん」
「えっ!由香里の小説を出版・・?」
二人が驚くと、
「世にくだらんもんが無数にある中で、この星砂のように自然で本物の輝き・光を見せるもんがある。由香里ちゃんの小説は世に出るべきもんじゃ。未優が言うんなら、間違い無い。ほれに、ヤマチューも同じじゃ。二人は、輝きを持っとる。世に出るべきじゃ」
「じゅんさん・・どこでヤマチューの挿絵を?」




