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静寂の杜
閉店時間になって、由香里が降りて来た。遅い夕食であるが、八重子が準備をしていた。
大事そうに抱えて来た、ヤマチューが持って来たスケッチブックを上気したような由香里の顔。
洋司が、片付けを済ませ、閉店の看板を出すと夕食のテーブルに。
八重子と由香里が楽しそうにスケッチブックを広げていた。
「おう・・ヤマチューが持って来てくれた分じゃのう。見せてくれや」
由香里が、
「お父ん、凄いんよ、色使い、デザイン、ほんで暖かいキャラクター・・才能感じるわ。うちの小説にぴったりのイメージ・・ううん、それ以上の出来じゃ」
興奮した様子で、洋司が見る。




