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静寂の杜

 それでも、由香里と美香は、もう切り離せない大事な親友の間柄だ。夕方まで色んな事を話し合い、買い物も済ませて白城に戻って来ると、その相手のイクちゃんが、ター君と座っている。


「あ、お帰り、由香里ちゃん」

「ちょびっとええな?」


 由香里が言うと、


「勿論じゃわ。由香里ちゃんに嫌じゃ言う者やか居らんし」


 ター君が言うと、由香里がきゃははと笑い、一緒のテーブルに。

 イクちゃんが、すぐ由香里に言った。


「強烈なかったのう・・閃竜号・輝竜号のワンツー総合。ほんで、沢木さんの総合1~3位。沢木さんが2年ばの競翔復帰で、全て優勝から上位入賞のみじゃきん。鳩の資質とかそななん全く関係無いわ。あの人が使翔しとったら、わしの鳩じゃって上位入賞しとると思うしな」


 興奮した様子のイクちゃん。例の仏寺の一件もある。沢木信奉者の一人である。


「手腕磨かないかんね、イクちゃんも」

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