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周囲の変化

「鳥類にとって夜は危険。鳩は特に夜には飛翔しない。じっと羽を休める。そやきん、輝竜号は危険を侵して鳩舎に戻った事になる。一方、閃竜号はそう言う意味で正しい。じゃきんど、考え方はそれだけでは無い。夜の帳が降りた中では、どこに羽を休めようが安全と言うものは保証されない。だからこそ、未だ家々の電灯の光が残る街中だからこそ、輝竜号は帰舎を選択した。その意味でこの判断は間違えていない。そして、輝竜号が本当に安心して羽を休める事の出来る唯一の場所こそは、佐々木鳩舎である。よって、同じ資質であるならば、輝竜号は競翔においては、閃竜号を凌駕する・・と」

「ほう・・成る程のう・・競翔結果は閃竜号が上じゃきんど、実際はその勝負で括れば勝っとったと?」

「ほんで・・ほんで、じゅんおっちゃんは、うちに閃竜号を返すと言うたん・・」


 由香里が突然に涙を零した。


「あ・・おい、由香里ちゃん・・」

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