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周囲の変化
「じゅんさん・・何でな?もっと競翔の世界に居ってつか」
洋司が、本音の言葉をつい漏らした。
溢れんばかりの笑顔で、沢木が答えた。洋司も少しドキッとした。
「はは・・もう充分過ぎる程競翔させて貰うた。これ以上望むもんは無い、有難うな、よおちゃん」
「そなな笑顔されたら・・何も言えんわ・・じゅんさん、もうやり尽くした言われるんかいね?稚内の夢は?」
「居るで無いか、2羽・・いや、3羽・・もっと出るかも知れん。東予連合会には俊鳩がいっぱい誕生しとる。もし、わしが夢想を現実にしたいと今も思うとるとしたら、こなんすっきりした気分にはなれん」
「ほんなら・・無理じゃ言う事ですかいね?閃・輝・或いは松竜号の資質で、当日帰りちゅうんは」




