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車椅子の少女

「うん、そうする・・。由香里、大丈夫、気にせんとってな」


 ギクシャクした今の家族が元通りになるのは、何時なのか・・由香里は、全てが自分の事故に繋がるのが辛かったのだった。

 そんな日から数日後、若い女性の声が佐々木家では聞こえて来た。由香里の中学生時代の同級生数人が訪ねて来たのだった。


「へえ・・恵美は今大阪の大学に行きよんな」

「そやで、千里は広島、由佳は松山の短大に入っとる」

「由香里も通信制の大学やってな」

「うん」


 特に、中学時代で仲の良かった陸上部のリレーメンバーである。それぞれに今は遠くに離れては居るが、時折こうして由香里の家に集まり互いの姿を見せ合っていた。

 その中で恵美と言う背が高く、髪の長い娘が言う。

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