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希望の光
「香月です。大歓迎されたと解釈して、大変光栄に存じます」
にこにこと頭を下げると、
「紹介します。こちらが同じS工大の京西博士です」
「京西です。香月博士のお誘いで、今日はお招きにあずかりました」
「え・・京西博士言われたら、世界的に有名な脳外科治療の・・」
こんな博士達が佐々木家に来た事だけで、卒倒しそうな出来事だった。
「はは・・まあ、中で話しましょ・・八重ちゃん、済まんかったのう、急に色々頼んで」
八重子が奥から出てくる。余りの人物達の訪問に驚くより他に無い松本達、佐々木家だった。
「うわ・・凄いご馳走ですね・何か、申し訳無いです」
香月が言うと、京西も、
「はは・・香月博士に声掛けて貰って良かった」
一気に会話が盛り上がる。それは、沢木が完全にこの場を盛り上げていたからだった。
