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周囲の変化
枝川も頷き、
「霧島先生の仰る通りです。こうやって、専門の鉱物館が出来、そしてフィールドに出かけたり、各地の現役鉱山や、採石場、或いは鉱山跡地等の映写がある所なんて、素晴らしいですよ、他にありません」
沢木が、
「まあ・・世の中には、そこで情報を得て金にしょうと思うたり、根こそぎ採取して来たり・・そう言う輩が一杯居る。例えば、そこで趣味の会、或いはこの鉱物館主催の会員を増やして真なる後学の為の勉強や、自然との触れ合いの中から、この村づくりの一貫としてやって行きたいんですわ」
「御高邁なお考え、感服致します。私もその一員に加えて貰えませんか?」
「喜んで・・」
人の輪が出来て行く。どんどんその広がりが増して行く・・
そして、この日は午後から、田村に留守を任せて沢木は帰って行った。




