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周囲の変化

「未だ、よう分からん」


 殆ど成立しそうに無い会話であった。

 部外者の未優にとっては、まして分からない不可思議な話。しかし煎じ詰めれば、そう言う領域に沢木も、由香里も今身を置いている事になる。

 少し遅れて、沢木と未優は、道の駅に到着した。


「済まん、済まん。ちょっと遅れてしもうた」


 未優も売り場に行くと、既に由香里も来客の応対をしていた。

 この日、道の駅には珍客が訪れた。それは、何と猿である。


「わあ、びっくりした。猿がこなな人家近う来たんは初めてじゃ」


 未優も由香里も少し驚いた。沢木が、

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