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周囲の変化

「おう・・恐らく。わしが、この前、今春限りで競翔から身引くちゅう話に納得出来とらんのじゃろ、由香里ちゃん自身」

「ほやきんど・・暗示しとる言葉は、凄い不安が大きい。闇じゃの、暗黒じゃの、闇路じゃの・・」


 未優が言う・・

 沢木はそれに対しては答えず、


「わしは、もっと高い次元と、もっと低い次元で色々考えよった。そやきんど、どちらでも無いんよ。それは、神の領域に、愚かな人間が迫ったらいかん言う忠告なんかも知れん」

「よう・・分からんのやきんど、親父は、ほやきん、撤退するちゅう事?限界?或いは、見極め?」

「どっちでも無い。わしはやるべき義務を果たしたと思うとる。ここから先は、由香里ちゃんが真に閃竜号と向き合うべきと思うとる。つまり、わしでは、真の閃竜号の使翔者にはなれん。もっと言うたら、由香里ちゃんの言葉では無いきんど、閃竜号はわしを主人とは見とらんのよ。自分の生まれ育った鳩舎に戻りたいと思うとる筈じゃ。そこまでわしは鳩を追い込み、ほんでわし自身もそこに限界を感じた。そこから先は、この鳩の資質のみ」

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