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周囲の変化

 ところが未優と由香里が、


「いいえ!全然そなん事思いませんよ。好きな道に、息子さんお二人を進ませて上げられるなんて、霧島さんの英断です。ご立派です」

「あれ・・」


 霧島が頭を掻くと、沢木が


「わしも、同感ですわ。父親ちゅうんはね、霧島さん、必要な時にアドバイスしてやりゃええんじゃと思いますわ。霧島さんの後姿、二人ともしっかり見とりますわ。ところで・・何か、調査が進みましたかいね?」


 霧島がこくんと頷いた。


「私も証明は出来ませんが・・日本における太平洋プレートの沈み込み帯における、岩石をもう少し調べて見る必要がありますが、非常に興味深い所だと思います。特に三波川変成岩帯の高度変成岩、例えばエクロジャイトや、数百種に上る鉱物。そして、ここの玄武岩です」

「ほほう・・なら、霧島博士のここでの腰を置く大きな意義がある訳じゃ・・わしも、それなりの準備を整えますわ」

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