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周囲の変化

 由香里は、少ししゃくりながらも、


「はい・・。分かりました」


 ただ・・彼女は大好きなじゅんおっちゃんと、一緒にもうちょっと競翔をやりたい・・その純粋な気持ちから泣いているのである・・その気持ちは沢木も充分に受けとめていた。

 くれぐれも内密にの・・沢木に念押しされて、由香里はそのまま2階に上がった。

 しばらく洋司と雑談を交しながら、沢木が、


「来春から、又黒鯛倶楽部復活しよかと思うとんのよ、よおちゃん、勿論参加してくれるわの?」

「勿論ですわ。じゅんさんの復帰、皆が願うとる事じゃきん」

「ただの?復活にあたって、やっぱり釣り倶楽部ちゅう看板を掲げとる以上は、前と同じで、自由気ままにやっとったんでは進歩が無い。わしは、会長も、顧問も引き受けるつもりも無いきん、立派に勤めて貰える人を推挙するきん、又参加したい者集めて、会合でも開かんか」

「はい。ほやきんど・・誰?皆、じゅんさんが又戻ってくれる事期待しとんですきんど・・誰ばりやったら・・」


 少し困惑気味の洋司に、心配無い、心配無いと言いながら沢木は帰って行った。

 その間に環が又戻って来た。ちゃんと磯川は沢木との約束を守り、半強制的に彼女を戻らせていた。

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