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周囲の変化
その中で、沢木、香月が目指すのは超長距離レース。それとても、スピードを擁した鳩で無いと不可能な長距離を、休憩無く飛び続けられる高い資質が要求されるのである。
由香里が、この日来店した沢木と、居間で話し合っていた。八重子も一緒に・・
「週に5日勤務したい言うんですきんど、由香里が・・ほんで皆と同じ定時で」
八重子が少し沢木に申し訳無さそうに言うと、
「ええど。ほんなら、正式に正社員として働いて貰う。売り場の他に、経理と事務もやって貰う事になるきんど、ええか?由香里ちゃん」
「うち、2ヶ月間、朝市に出たり、道の駅で売り子やったり、ある程度自分もやれる自信が出来たきん、じゅんおっちゃんがええ言うてくれるんなら、1日勤務でやりたいんよ。足・・自分でもかなり自信がついて来たし」
確かに、歩行に関しては、2ヶ月前からと比べても各段の進歩。自動車の運転も始めたし、自転車ではしょっちゅう町内を走っている。




