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周囲の変化
今度はイクちゃんに質問攻め。由香里、美香の二人の娘は若い子には注目を集める存在だ。話題になるのは当然だが、苦笑いしながらヤマチューがその場を離れ、洋司の所へ。この日は由香里が姿を見せていない。洋司が来る時は、由香里が居ない。つまり、一人が来るようになっているので、どちらかがその場には居ないと言う事だ。
「洋司さん、どうですか?調子上がって来た見たいですね」
敬語のヤマチューに、洋司が
「何やら、最近は言葉使いも変わって来たのう、ヤマチュー」
「はは・・これね、オーナーから言われとんですわ。客に対しては常に敬語。言葉使い一つで全く反応が違うて来るきん言うて・・意識して喋っとりますきん」
「ほうか・・」
眼を細めてヤマチューの成長振りを喜ぶ洋司。
「閃竜号も凄いきんど、洋司さん、今日の輝竜号・・眼が違いますね」
ヤマチューが、方言と敬語をごっちゃまぜで言うと、
「どう思う?わしは、自分の眼より他人から見た眼の方が気になるんよ」




