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周囲の変化

「今日は、じゅんさん3羽だけしか参加しとりません。輝竜号もお休みで、川滝さんとこの子だけですきんど、1時前後位に2羽戻んて、2時半に1羽戻ったですわ。今日は全体に余り良う無い見たいじゃねえ・・うちとこがそれでもええちゅうて言うとりますきん」

「あ、ほりゃ恐らく上位ぞ、よおちゃん。やっぱり来るレースには、血統の力が出るわのう」


 そんな沢木も1時前だと言う事で、洋司の顔も明るくなった。


「何時も、じゅんさんに聞くの怖わなりますわ。そやって、頭抜けて早い帰舎が度々ありますきんね。ほんま、手腕ちゅうたら失礼じゃろきんど、次元が違いますきんね、我々とは」


 沢木が笑う。


「何もじゃ・・ただ、自然の条件と鳩の力量が、偶然では無いにしろマッチした結果よ。鳩の能力ちゅうんは、大変わりなんぞ殆ど無い。例え、突然変異であろうと、燕になったり、渡り鳥になったりするんで無いきんの、はは。未来を見たら、ほう言う優れた資質を持ったバイオテクノロジーを駆使して、競翔の世界も変わるかも知れんわ。わはは・・」

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