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周囲の変化

 清家と言うのは、番組企画会社長で、県下では有名なやり手の人物。彼は長髪の髪をかき揚げながら言った。


「企画書は、凄いアイデア満載で、私も非常に興味を持ちました。更に、この娘さんを先に離れた所から撮影させて貰いました。大変絵になるお譲さんだな・・と感じました」


 その言葉に沢木が、


「実は、本人及び、両親には何も伝えとらんのですわ」


 甲斐田の顔が厳しくなった。


「ほりゃ、無いじゃろが、沢木君。お前がマネージメントでもするつもりじゃったら、そなな段取りは常識じゃわ」


 沢木はしかし、


「わしの企画ちゃんと読んで貰えとんですかいね?コマーシャルに使うにあたって、本人の顔を出さない、素性を明かさない。ほんで、わしは、一切この娘を道の駅の宣伝に使うつもりも無いし、一切の金品を要求もせんちゅうとりますきんど・・」

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