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周囲の変化

「ほんま・・何から何までどえらい人ですわ」


 洋司が言うと、西条が、


「言われて見たら、何も難しい事を考える必要は無いんよの。風水ちゅうてもてはやされよるきんど、風と水の流れは、自然体。つまり、自分が物事の根本をいかに知っとるか、どうかなんじゃわ。押しつけがましいに、沢木が皆に言うた事やか一度も無い。自分で悩んで悩み抜いて、それでも結果が出ん時は、そっとアドバイスをくれるような男なんじゃ。ほやきん、洋司君のこの前の提案、わしはその通りじゃと同感したんよ」

「わしもね、西条さん、ずっと一緒に釣りやっとったきん、よう分かるんですわ。全部最後は結局じゅんさんに頼ってしもて、その楽しい筈の趣味の世界をぐちゃぐちゃにしてしもうた。わしは、痛感しとんです。じゅんさんの悲しむ顔見るの辛いきん」

「よう分かった・・洋司君、一緒に改革しょうや。松本さん、山部さんが居る限り、燧灘連合会は磐石じゃ。とり、ヤマチューを中心に若手の人材も居る。秋山君、村本君も大きいに変わった。あの、長谷川君じゃっての・・これは、組織ちゅう役割の駒が出来て来た証拠よ」

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