1595/3046
周囲の変化
「ほほう・・これは素晴らしい・・デザインはどこで?」
「うちの会社には何人ものデザイン出来るもんが居りますきんね、主は石川君にやって貰うたんですわ」
「成る程・・つまりオーダーメイドに徹すると?素材もデザインもその個人に合わせて」
「鋭いですね、甲斐田さん。つまり、年齢層は関係無く、幅広い層に対応出来る素材、デザインをオーダーメイドで作る。かと言うて、この業界新参者であるわし等が加工技術を身につけるんは、相当の年月を要しますきんね。おおまかは、既製タイプで外注すんですわ。つまり、ここでやるんは、世界に一つだけのオリジナルブランドの石を装着する事。その石を今探しとります」
「ゆくゆくは職人を育てると言う事で、取り敢えずはオリジナルブランドか・・まあ、そこから先は企業秘密じゃの、ははは」
「私、それなら第一号の客になりたいな。沢木さん、こんなデザイン今まで見た事が無いです」
由美子さんが言うと、沢木がにこっとする。




