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周囲の変化

「はは・・何しろ手作業ですきんね。後継者も作っていかんとね」

「ほんで、今度は壮年の働き場所を、作る計画かいの・・宝石加工とは恐れ入る」


 甲斐田が、感心すると、


「いやあ・・メインになるもんが未だ絞れて無いんですわ。又、高級志向を追いかけると、今甲斐田さんが言われた、ドシャンが来る。その辺の方向が非常に難しいんですわ」

「ありきたりの土産物にはせんぞちゅう事かいの?」


 沢木は、それには答えず、甲斐田の奥さんである由美子さんにカタログを示した。

 そのカタログは、密かに浜田印刷所で、サンプル印刷されたものであった。


「まあ・・これは、綺麗・・」


 由美子さんはそのカタログに見入った。甲斐田も覗きこむ。

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