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周囲の変化
洋司は、それでも充分に納得しない。
とりが言った。
「洋司さん、確定申告やったでしょ?今年」
「え・・おう・・」
少し展開が読めない。
「わしんとこも商売しとるきん、言える事ですきんど、つまりボランティアでは飯食えんのですよ。サラリーマン生活をずっと続けよられよった洋司さんじゃきん、こう言う事は余り詳し無いかも知れんですきんどね。商品として売るからには、全部税金を納めにゃならんのですよ。つまり、消費税、今言うた経費。喫茶店じゃって、洋司さんとこは、ほんま良心的過ぎる位の金額で、美味しい料理出して、手抜かん店ですきんね。沢木さんの言う事、つまりほう言う事ですよ。それに、今進めとる、藍川牧場での博物館構想と、道の駅鉱物館建立は、全てリンクしとんですきんね。今は、洋司さん準備の為の手段ですきん、もっともっと大きい話になりますよ」




