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周囲の変化

 沢木は、納得するまで四国に滞在すると良いので、宿舎も提供しようと霧島に言った。そして、このダイヤモンドの発見は、それから数十年の時を経て、違う優秀な若い博士が発表する事になるのだが(現実的に)、既にその時霧島は没し、その研究ノートには、沢木と連名の未発表研究論文として完成されていたのである。そして、その後年発表される場所とは、又違う所であった・・

 さて・・その構想や、博物館の件は、後記する事として、

 やはり、春本番、中距離の大事なレースが以降続く400キロレースには、沢木は閃竜号1羽のみ参加していた。参加レース殆どTOPを争う飛び抜けた力を持つ閃竜号。又輝竜号が頭角を現して来たと言う300キロの優勝が、由香里を中心として話題になっていた。


「あれ・・洋司さん、水晶並んどるきんど・・」


 店に置き掛けて2日後、若手競翔家の中の一人が気付いた。


「あ、今頃気付いたんかいの、昨日から置いとるのに・・失敗かいの、レイアウト」


 洋司が言うと、


「あ、いやあ、わし等が気付かなんだだけですわ。何で・・水晶?」

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