周囲の変化
沢木はコーヒーを口に運びながら、又話を続ける。
「わしは青木産業㈱のたもっちゃんに依頼して、高知県の採石場と、西条の採石場2つ手に入れた。ここで採取出来る水晶を、この関連施設で販売しよ思うとる。又、各方面に依頼して、鉱物が好きな者を集めて鉱物採集ツアーも計画しとる。勿論、立入り許可を貰うたとこへじゃきんど、これを老若男女関係の無い生涯学習と位置つけて、大学や、その専門学部出身者に、講師になって貰い勉強する施設を作る。幸いにしてこの地には、幾つかの貴重な鉱物産地がある。行政と教育委員会に働きかけて、ここで保存と、勉強を兼ねた日本で唯一の施設に育てたい。更に、地場産業として宝石の加工所も作る。これは、壮年や、青年達を再び村に呼び戻す一貫的な目的を持ち、基幹産業にしたい。既に、入手先や、販売先等と連絡もつけつつある。農業だけでは成り立たんのよ、やっぱり。採石場は学校のグラウンドに敷く花崗岩バラスにするし、売上の全てをこの建立資金にあてる。で・・よおちゃんにお願いしたいのは、その宣伝目的の為に喫茶店で販売して欲しいんよ。パンフレットも常時置いとく窓口として・・」




