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夢に向かい
沢木の予想は、見事に外れたのであった・・しかし・・沢木の常人では無い頭脳は幾つものシュミレーションを組みたてるが、閃竜号がこの日戻って来たであろうコースは結論づけれなかった。
結局、6羽目が戻った午後1時前になり、打刻はしたものの、この日はとりに時計を頼み、沢木は自宅に戻って行った。休養と言う磯川の言葉を守り、体調は戻ってきつつあったものの肝機能の低下と言うのは、一気に改善するものでは無い。それは彼も分かっていた。
そんな沢木に香月から直接電話が入った。競翔の経過を確認する為だった。香月もこの300キロの結果を重要視していたと見える。
沢木の誤算の報告に、香月は、しばらく考えてから後で電話しますと言った。初霜号系については、ほぼ満足出来る結果だったようだ。予想通りと言う事で、沢木と香月の想定内に居たようだ。ちなみに、初霜号系の帰舎タイムは、上位間違い無しとの声も沢木は伝えた。




