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希望の光
午前中から午後に掛けて、京西博士は勇次を診察した。
その診察結果に、三島親子が医務室に呼ばれた。その頃、沢木は香月の講演に出向いていて、そのまま香月を佐々木家に招く段取りをつけていたのであった。まさしく神速。この流れは余りにも急激な事であった。その時間には、由香里の家には、若手競翔家の大道、山下、石川が来ていて、幾ら同じ趣味の者でも、娘の所に若い男が訪問する事を、良い気がしない洋司は、家から出て行った。
3人は、同じく松風号系統の余りに出来が違う優秀さに、それぞれ賞賛の言葉を発して帰って行く。
そんな由香里の知らない時間・・八重子に連絡が入ったのは、午後3時の事だった。
この晩、香月が沢木と共に、訪問すると言う内容に上へ下への大騒ぎ。そして松本もその電話に大騒ぎしていた。
余談に少し続く・・。
香月が参加している坂上主催の慈善団体「ラブ・ピース」(白い雲掲載)は今や世界各国にその支部を置き、大きな組織になっていた。




