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夢に向かい

 環が即、


「ほら!言うとる側からこれじゃ、親父!二人はな、親父の体調心配されて見えられるんよ。うちが出来る事は全部やる。明日の心配は何ちゃ要らんきん、な?みっちゃん」

「お・・おう!」


 世界的に有名な香月博士の名前が出て、びっくりしていたのが田村。しかし、沢木なら、そんな人と知り合いでも有り得ると思った。

 喫茶店に戻った由香里は、洋司に沢木の体調の事、環の戻った事を打ち明けていた。

 すぐ、身支度を整えて出かけようとする八重子に、洋司は、


「待て、八重子。わし等が今慌ててどうなる。磯川先生と、香月博士が見えられるかも知れんのなら、何も出番は無いでないか」

「ほやって、ほやって・・じゅんさんに何してあげたらえんな。うちら何してあげられるんな」

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