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夢に向かい
沢木が、
「済まん・・心配掛けてしもた。とり君も済まん。わしな、ちょっと春から色んな事有り過ぎて、無理しとったかも知れん・・肝機能が弱っとるらしいんじゃ」
「それ、いかんじゃないかいね。無理せんとってつか・・環もわしも、ほんでスタッフも、皆沢木さんを慕うてここまでやって来たんですわ。由香里ちゃんじゃって、沢木さんを手伝いたい言うて来よんですきん」
とりが、由香里が心配するからと、その場を環に任せて売り場に戻った。
「どなんしたん?環姉ちゃん、泣き声聞こえた見たいなんじゃきんど・・」
心配する由香里に、とりは
「こたない、こたない。環は、離れとったら、色々心配事もあるじゃろ?ほんで、ちょびっと感情が高ぶっとっただけじゃきん」
少し間を置いて、環が売り場に戻って来る。
「環姉ちゃん・・・」
心配そうな由香里に、環が笑顔を見せた。




