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夢に向かい
沢木も嬉しそうに頷いた。
来れるなら、早速明日からでも来たら良い。沢木がそう由香里に言い、とりにも連絡した。
それを聞いたとりが張り切っていた。環が磯川総合病院への転職となり、側から居なくなったが、妹同然の由香里と一緒に仕事が出来る等夢のような事だ。市場が開かれるAM9時半に合わせて、とりがAM9時前に由香里を軽トラックで迎えに来た。
由香里が、余り苦も無く軽トラックに乗り込んだのを見て少しほっとするとり。娘が初めて外で働く事にも不安があるが、とりが一緒に居る事は洋司達を安心させた。
「任してつか、わしがちゃんと面倒見ますきん」
車が出発してすぐ、
「あ・・」
由香里が短い声を上げた。その事をすぐ察知するとり・・
「線香の匂いするじゃろ・・はは」




