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夢に向かい
由香里が、昨夜の開函に姿を見せて居なかった訳も分かった。それは、自分がトレーニングを始めて半日は充分に立って居られる自信がついた事、そして、沢木の道の駅延長上にある「村創り」への自分としての同感した部分、そしてどうやりたいかを小論文にして沢木にこの場で渡したからだった。
沢木は途端に、
「ほぅ・・なかなか、しっかりした考えじゃあ。うん」
「じゅんさん、済みません。由香里が突然わし等に相談無しに、こなん無理言うて、後で八重子と相談しますきん、じゅんさんの道の駅・・わし等は、そなん安易には考えとりませんきん」
八重子も奥から出て来て、同じく言った。沢木は、
「ええじゃ無いか・・由香里ちゃんは、外ちゅうもんに今目向けとる。よっしゃ、市は火曜日と、木曜日、土曜日に開かれる。朝9時から昼の1時で終了じゃ。その市に合わせてとり君と一緒に来ればええ。しんどかったら、駅長室には、民芸品も並べとるし、パンフレットも置いてある。そこで、売り子やって見てもええ」
「えっ!ほんま!ほんまに!有難う、じゅんおっちゃん!」




