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夢に向かい

「じゅん、おっちゃん、お早う御座います。あのな・・あのね、うち」


 沢木が笑う。


「そなん、慌てんでもええ。わしは逃げへんきんの、お早う、由香里ちゃん。ほれより、日頃のトレーニングの成果で、足の運び、えらいスムーズになったのう」


 彼が喜んでいたのは、その事であった。

 由香里は、


「うん、毎日トレーニング出来るようになって、自転車も今稽古しとるきん。ほれより、じゅんおっちゃん、うちお願いする事あるんじゃきんど・・」

「おう、何でも言うてくれや、はは」


 洋司が、カウンターから出て来る。


「あのね・・うち、おっちゃんとこの道の駅で働かせて貰えんでしょうか?」

「え?」


 洋司・八重子がびっくりした。そんな話、全く自分達は聞いて無かったからである。

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