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夢に向かい

 そして、AM6時に放鳩した鳩群は、AM7時前後にかなりの打刻数があった。由香里の所もAM7時丁度頃、分速も1600メートル台と決して悪く無かった。輝竜号は3番手に戻り、打刻はしたものの入賞は多分覚束ないだろう、洋司は思った。

 開函となり、100キロレースの優勝は、全く話題に上る事の無かった、旭であった。


「優勝 旭鳩舎 分速1721.492メートル。2位、松本鳩舎 分速1720.588メートル。3位 沢木鳩舎分速 1710.522メートル。4位、秋山鳩舎 分速 1708.674メートル。5位、村本鳩舎 分速1707.661メートル。6位、島田鳩舎 分速1702.536メートル。7位、沢木鳩舎 分速 1700.658メートル、8位妻鳥鳩舎 分速 1699.334メートル。9位、清水鳩舎 分速 1699.301メートル。10位 旭鳩舎 分速 1688.119メートル・・・」


 殆ど、1分、2分の打刻時間と言えた。打刻数は昨年より幾分増えたものの、100キロレースは一般の者はタイムしない風潮は、色濃くまだ残っていた。

 沢木は2羽参加で、初霜号系統が2羽入賞と相変わらずの高い入賞率を誇っている。ただし、150キロレースは、今春については回避するようだと言う憶測に近い声が上っていたが・・。

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