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希望の光
その内容は、明らかにされなかったものの、洋司がこの所、色んな知り合いに出向いて動いている事に繋がる事であった。瞬時に沢木は、何かしら勇次に対してその身体の異常を感じていたと言う。
その沢木の動きは、非常に早かった。次の晩にはもう三島家を訪問していた。
話を聞いていたとは言え、三島と、沢木は初対面。手土産のうどんの箱に礼を言いながら、三島勇次の両親は、沢木を応接室に通した。
「あの・・薮から棒に、いきなり初対面で済みません。わしは気になる事があったら、じっとしとられんのです。佐々木家で勇次君に会うて感じた事を言わせて貰うきんど、構わんですか?奥さん・・中央病院の看護師長さんの方じゃねえ、何度かお眼に掛かっとる」




