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夢に向かい

「まあ、明日は天気もそなん良う無いきん、団子と違うかいのう・・」


 それで充分だった。沢木が大袈裟に言ったり、嘘をつく人物では無い事は皆知っているからだ。

 この夜は、村本と、秋山の1羽を沢木は褒めた。


「頭角を現すかも知れんの、村本君」


 村本は今や、沢木の信奉者と言われる位に変わった。沢木の紹介で、新川家具㈱から切れ間無く受注が入るようになった事が大きいが、人はやり甲斐のある仕事をやっている時、その顔も生き生きとしてくるものだ。村本がまさしくそうだ。浜田も然り。その気持ちが充実した飼育者の下で競翔鳩も行き届いた管理を受け、万全の仕上がりとなる。沢木は鳩を通じて、又飼育者の心のあり方を啓蒙しているのかも知れない。

 この夜、洋司は現れず、由香里が8羽の鳩を参加させていた。多くの仔鳩を取らない。その少数精鋭主義は、喫茶店を開業した時から決めた事であり、自分達が管理出来る範囲でと言う方針だからだった。数シーズンしか、競翔参加していない佐々木鳩舎であるが、その質の高さは燧灘鳩翔連合会でも上位に位置し、注目を常に浴びている。

 そんな中、沢木が西条達と雑談している。


「のう、じゅん。松竜号は、その昔鎌足さんが作出した、天魔号に似て無いか?」


 沢木は、即座に、

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