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由香里と勇次
沢木が笑いながら、
「はは・・まあ、ええ、ええ。そなな事よりもの、由香里ちゃん、今度香月博士がこの家に来るかも知れんきんの」
八重子、由香里、勇次が驚いた。
「ええっ!嘘!何で!何で!」
由香里の甲高い声、勇次も負けない位甲高い声を発した。
「何で、何で!じゅんおっちゃん」
「未だ内緒じゃ・・それにな、何時になるかは先方の都合じゃきん、連絡が来たら言う。八重ちゃん、ちょっとこっち・・」
呆気に取られる八重子を手招く沢木。その間、由香里、勇次は、突然の沢木の言葉に何で?何で?を連発し合っていた。それだけ有名な動物博士であり、もう神様同然の人がこの家に来ると言うのだ。信じられない言葉に興奮していた2人だった。
手招きされた八重子が、応接室に・・
「・・どなんされたんです?じゅんさん」




