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夢に向かい

 ヤマチューの給料は、大手企業の課長級並みにこの時上がった。これが沢木流の人心掌握術なのであった。

 そして、各子会社の中から、沢木が見込みのある若手を大抜擢して、スタッフの補佐につけた。これこそが伸び行く会社のお手本のようなものだろう、甲斐田が語った。一方、甲斐田に工藤食品㈱の買収話を持ち掛けられた工藤源太郎は、苦悩し切っていた。これは、買収等と言う生易しい話では無かったからだ。事実上の乗っ取りに近かったからである。


「甲斐田さん、それは・・余りにも急過ぎて、殺生ですわ。売り掛け金の3億円を今すぐ回収する言うんは、うちとこを潰すつもりかいね」


 わなわなと震える工藤に、甲斐田は、


「ほななん、銀行から短期借入れで都合つけたらええじゃ無いかいね。年商20億円に迫る今や、東予市でも3本の指に入る企業が何言うとんかいね。無茶は言うとりゃせんで?うちには法律上にも商法上にも何の問題も無い」

「そやきん、4ヶ月の手形決済を3ヶ月にいきなりしてくれ言われるんは、うちとこも資金繰りに困るきん、今まで通りちゅうてお願いしたら、いきなり売掛金をKS食研㈱が、債権を回収するちゅう話になったんですわ」

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