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由香里と勇次

「その新川さんと、川上さんが親友ちゅうのも知っとるじゃろ?」

「おう・・それは知っとる」

「ま、そう言うこっちゃわな。預かっとる思うてつかや。ほな話の筋通るじゃろ?」

「そやきん、何で四国まで白虎号が来なならんのよ。おまけに、お前、松風号と交配せえ?何で雄鳩同士が番に出来るんぞ、アホかお前は」

「はははは!」


 漫才しているような話で、取り合えず、伝えたとだけ言って、沢木は松本宅を後にした。

 狐に抓まれたような顔で、松本はその沢木の後ろ姿を見守っていた。

 沢木は今度は佐々木家へ・・丁度勇次が来て、由香里と遊んでいる所だった。


「まあ、じゅんさん!」


 八重子が迎えると、


「おや・・この子は?」


 由香里も振り向いた。

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