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夢に向かい

「えっ!来月から、磯川総合病院に研修に行くってか?」


 とりが少し驚いている。


「ほうよ、いきなりあちらに行く言うても、色々覚える事もあるし、施設の状況も見とかないかんしね。三観総合病院とほぼ同じ位の規模じゃ言うとるしね、職員数も600人超しとるきん。老人ケアセンターも職員数150人規模の相当大きい施設らしいわ」

「ほうかあ・・来月かあ」


 幸せだった、同居、新婚生活・・それは、充分承知をしている事であるが、やはり時間は止まらない。


「無理言います。待っとってな、みっちゃん」


 環が、言うと、


「環の夢、ほんで、沢木さんの夢じゃもん、わしな、最近沢木さんと道の駅の手伝いしよって楽しいわ。未だ本格的には、建物の準備も出来とらんのじゃきんど、何かな・・いきいきしとんじゃ。地元のじいさん、ばあさん・・わし、思うたんじゃ。これが地域活性ちゅうやつかいな、思うて。笑い顔の無い生活しよって、楽しいか?沢木さんは何時もそう言う。ほんで、あの人の笑顔見よったら、何でも出来そうな気がすんじゃ」

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