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新しい年に
「いやいや・・自分で申し入れた事じゃきん、退任されたんと違うきんね、甲斐田さん」
「いや、ほんでもわしが見る所、又周囲から聞こえて来る中でも、沢木君のこれまで手掛けたベンチャーにしろ、このショッピングモールにせよ、HZKに猛者ありと言われとる。お前を外す会社じゃったら、わしが副社長で迎えるど?いや・・本気じゃ、沢木君」
沢木は笑った・・そして、羽崎、新川による株式譲渡の件に話が及んだ。
「そこまで・・HZKの創業者達が思うとんなら、わしは何も言わん。成る程・・大株主ちゅう立場になった訳じゃ、沢木君は」
「立場を利用する考えはありませんきんどね」




