表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1427/3046

新しい年に

「そこや・・信一郎。わしはな、佐久間社長の片腕として、お前にHZKの舵取りを願って来た。事実ここまでHZKが伸びたんは、古い慣習やしきたりや、業者との癒着を排除し、人心を一新してやって来たからや。ところが、橋本君は違うた。学識の経験も先進的な考えも、大学での実績も申し分は無い。せやけど、一番HZKにとって排除した筈の古い業者との接待や、派閥論理が途端に頭をもたげて来た。のう・・信一郎、お前にとっては恩師や。遠慮もあるやろ、そやけどお前は佐久間社長の補佐役として、もっともっと多角的な視野を持って、違うとる事は堂々と言える立場になって欲しいねや。羽崎はんもわしも、引退した身や。経営に口出しする気はあらへん、そやけど、ここまでHZKの基礎を作って来た自負があるねん」

「・・分かりました。お父さん、言われる事は尤もです。私も予想外に、今回の人事は性急過ぎたと思っています。橋本専務は、新設するHZK総務部教育担当として経営学を教える部署に回って貰いましょう。で・・今回の進言は、沢木さんからですね?」


 新川は、返事をしなかった。だが、その顔は、肯定を意味していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ