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新しい年に
図星に、洋司も住吉も苦笑い。勿論、入院していた事は言わないが・・
沢木は、中堅競翔家のテーブルに座った。
「今日は、仕事しよったんですかいね」
旭が聞くと、
「おう、藍川牧場が春にオープンになるんでの、ちょっと燻製の肉を作る工房に手入れて来たんじゃ」
「結構見学者が多いらしいですね、藍川牧場」
安藤が、興味があるのか、聞く。
「おう、かなり遠方から見に来よる者が増えたわい。体験農場言うんが脱サラして学びたい者が多いんと、最近では大学の間でも口コミで伝わって、かなり人が来とんじゃ。今、現地に住むだけの宿舎が無いきん、そっちも増やしていかないかん。水は何とか浄水場の水を引いて来れるようになったきんのう」
「わし・・ちょっと興味があるんですわ。農場もそうじゃきんど、燻製とか、パンなんかも体験して見たいし」
「わはは・・結構、結構。まずは、興味から何事も入るんじゃ。まあ、皆も行って見てや」
「ところで、沢木さん、理事長選の話聞いてますか?」




