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新しい年に
「えっ!わしんとこで弁当を?」
「おう、頼めるか?ここの飯が美味いちゅうて新聞にも載ったし、評判もすこぶるええ。こりゃ、外す訳にはいくまいが。参加数は確認するきんど、100個はあると思う」
「・・ほな、考えさせて貰いますわ。光栄ではありますきんど、総会の時に喫茶店を休む訳にもいかんきんね」
「まあ、2、3日考えて見てくれや、の?」
「はい」
松本が、雑談を交した後帰って行った。
少し悩んでいる様子の洋司に、八重子が、
「折角松本さんがあなん言うてくれよんじゃきん、よおちゃん、せんな、お弁当。メニューは考えて見るきんな」
「おう・・・」
八重子は言うが、洋司は未だ少し思案中だった。




