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新たな誓い

 洋司が、少し不機嫌そうに言う。しかし、顔は怒っているようには見えなかった。店は3日から開ける予定であった。


「由香里は、初日の出を見る言うて、朝戻って来たきんね、美香ちゃんも一緒に2階で寝よるわ」

「はは・・ええ友達関係になってくれて嬉しい所やきんど、美香ちゃん、ひょっとして自分の家に居るより、こっちに居る方が長いん違うか?」

「まあ・・私らが口出し出来る所では無いきんどね。かなり厳しい家らしいねえ・・。ほんでも、佐伯さんは、じゅんさんには、全幅の信頼を持っとるらしいわ」

「お前の方が情報量豊富やのう」


 洋司が笑う。女性は女性同士、父親には言えない事も拓さんある。美香は、この家が一番のお気に入りらしいのだ。

 AM10時頃になって、目を擦りながら由香里と美香が起きて来た。


「はぁ・・眠う・・ほんでもお腹すいた。ご飯食べてから、又寝る」


 はは・・洋司と八重子が苦笑いしながら、やっと揃った一家の正月。おとそを一緒に食べると言うのが佐々木家の習いである。

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