138/3046
由香里と勇次
川上氏、新川氏も驚いた。
「何やってえ・・ネバーが雌雄両性だったやって?」
「初耳です・・この場は、異次元の世界のようだ・・余りに話が・・」
佐川も言う。
「身震いして来ましたよ、沢木さん。正直驚いています」
「何ちゅうんでしょうね・・わしには何か備わった六感言うのがあるんかも知れん。その白虎号触らせて下さい」
沢木が無造作に、バスケットに手を入れた。激しい抵抗に、さぞやと思いきや、全く白虎号は抵抗しなかった。
「何故・・」
川上氏が眼を丸くしている・・
「何、簡単な事ですよ。掴まれる、触れられると鳩が思うから抵抗するんですわ。鳩が構えんタイミングで捕まえてやったら、後は暴れん・・それだけのこっちゃきん」




