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新たな誓い
「不思議です・・私も沢木さん・・この出会いからの2年余・・本当に不思議な夢を見ています。一体、どうなるのでしょうね、競翔の世界も、そしてこの3羽の竜達の未来も・・」
何故、四国の片田舎の一弱小の競翔連合会が、注目を集める事になったのか・・そして沢木が競翔界に復帰して大波乱を巻き起こそうとしている。この流れとは・・そして、香月もここに深く関与しているのであった。天分と言う言葉を余り無く発揮し、そして怪物紫竜号と言う稀有の上にも超がつく競翔鳩の、大記録達成・・そして競翔界からの引退。その意志は、確かに芳川に受け継がれ、香月系統と言う素晴らしい血統の言葉が、競翔界には代表的なと言う形容が付くほどに浸透している。今なお、競翔界の第一人者としての存在感を有し、日本全国の競翔家達に、その影響を与え続けている、天才動物博士。否、鳩博士・・沢木との世代を飛び越えた熱い交わりの中で、その先さえ読めぬと言うこの言葉とは・・一体?
「わしには、正直分からんのです。ほんでも、何かをせにゃならんちゅうて、心のどこかで声が聞こえるんです」




