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新たな誓い
環が言う。
「いやいや、ここは再開店したら、どっと若手競翔家達が来る。ほんで家ならとは思うたきんど、香月博士は、どうやら、閃竜号にご用事があると思うきんの」
「え・・閃竜号に?」
由香里が目をくりくりさせる。
「あは・・済みません・・実はそうなんです。皆さん、済みません、お忙しい所・・」
そう言って、沢木と香月は出て行った。
洋司も残念がっていたものの、再開店に向けて準備は出来ているが、少しテレビでも見ようと言う事になった。恐らくこれは、香月の気遣いであろう。沢木は敏感にそれを察したのであった。超多忙を極める香月にとって、事前に連絡を入れる事は難しい。かと言って、何かの日程や移動時間中に訪問する時間を捻出するのは、容易な事では無いからだ。沢木にもそれは当てはまる。




