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新たな誓い

「沢木さんに言われて・・その前にあの真田ちゅう奴に美香ちゃんの事聞かれて、心配になって殆ど毎日ここ来とった。沢木さんもスクーター乗って帰んじょる美香ちゃん見て、心配しよったきん、免許証取るまで、送り迎えしてくれやと言う事になった。わし・・何かな・・自然に喋れるんよ。ただ・・わしと美香ちゃんでは、住んどる世界が違う。この先どなんなるかは分からんきんど・・」

「ほなな事なら応援しょーわい、イクちゃん」


 ター君が言う。ヒデ君も大賛成。

 若い子ちゅうんは、どなん変化するんか分からんのう・・洋司は思った。

 あんなに由香里の事を想い、そして、自分を喪失する位悩んだ。しかし、沢木は、そっとそのイクちゃんの気持ちを救ってくれた。イクちゃんは、真面目な良い青年だ・・洋司もその交際には大賛成であった。

 沢木の所の仕事も順調で、洋司の喫茶店も毎日ほぼ満員状態。

 それからすぐに、愛媛新聞の記者が、噂を聞きつけて「白城」に取材に訪れた。

 若いはきはきした女性記者は、


「とても雰囲気良いですね。簡素な住宅街に違和感無く解けこんでいますし」

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