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新たな誓い
「・・あかんの?未だ・・」
「言い切れん・・そやきんど、未だいかんと思う」
環にも、断言出来るものなど無かった。こうやって既に歩けると言う事自体が、奇跡的回復を意味しているのだとしたら、由香里の体は、もう次のステップに進むべきなのか・・
この日は由香里も、しようが無い・・と不服ながらも納得。
環が帰り、夕方になると、若い競翔家達が由香里目当てでやって来る。由香里も待っているように、その時間になるとテーブルで座っている。この日一番は、ター君だった。
「よ!」
「や!」
殆ど毎日なので、こんな掛け声で話する由香里と若手達。ター君は、結構面白いネタを何時もし入れて来る。彼にとって、それを披露して由香里が喜ぶのが楽しみらしい。
「きゃはは、それ面白いな、ター君」




